『ミラー型ドライブレコーダーは、車検に通らない』って耳にしたことはありませんか?
ミラー型ドラレコを取り付けたいけど、車検に通らないのであれば別のものにしようか・・・
と思われている方もいるのではないでしょうか。
どこから出てきた噂かは、分かりませんが私もお客様から聞かれることが多くなってきました。
改めてルームミラーと車検について調べたところ・・・
結論、ミラー型ドライブレコーダーは車検に通すことは出来ます!
そもそも、車検にルームミラーはあまり関係ないようです。
とはいえ、車検に通らない場合もあるのでその条件をご紹介します。
こんにちは、まるきゅうです。年間100台以上ドライブレコーダを取り付けています。
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ミラー型ドライブレコーダーとは?
ミラー型ドライブレコーダーとは、車両のルームミラーにデジタル式の液晶モニターを取り付けるタイプのドライブレコーダーです。
デジタルインナーミラーとも言われています。
後方に設置したカメラが撮影した映像を、ルームミラー型の液晶モニターに映し出して後方確認することが出来ます。
純正ルームミラーにゴムのバンドで被せて取り付けるタイプや、純正ルームミラーの取り付け金具ごと交換するタイプがあります。
車検に通るかは『保安基準』で決まる
車検に通るかの可否は、「道路運送車両法の中の保安基準」に定められており、車の走行上の安全確保と環境保全を図ることを目的としています。
実際の車検では、この保安基準に沿って進められます。
そのなかで、ルームミラーについて調べてみると難しいことが書いてあります。
要約すると『ルームミラーの可動範囲』と『一定の力を加えると、鋭い部分を残すことなく脱落するか』が記載されております。
道路運送車両法の保安基準の細目を定める告示 別添80 車室内後写鏡の衝撃緩和の技術基準
見解としては、ルームミラーに求められているのは、『後方確認に適しているか』と『事故を起こしたときに危険ではないか』だと思われます。
ミラー型ドライブレコーダーに当てはめてみます。
純正ルームミラーと同等の可動範囲のため後方確認に問題はなし。
純正ルームミラーに被せて取り付けているだけなので、脱落に問題はなしとなります。
ですので、保安基準上、ミラー型ドライブレコーダーは車検に問題ないと判断できます。
車検に通らない場合もあるかも
保安基準上、ミラー型ドライブレコーダーは車検に問題ないとしました。
しかし、場合によっては車検に通らないこともあるかもしれない事例を紹介します。
- 液晶モニターの形状と取り付け方法
- 自動車検査員の判断
- 社内基準による判断
液晶モニターの形状と取り付け方法
純正のルームミラーと同等の大きさ、もしくは少し大きい程度なら問題ありません。
ですが、極端に大きかったり、横幅が極端に長いといったように視界の妨げになる形状のものは、安全性の問題から車検に通らないでしょう。
また、ミラー型以外のドライブレコーダーにも当てはまるのですが、取り付け時にドライブレコーダーの配線をフロントガラスに直接貼り付けることはNGになります。
このように、ドライブレコーダーの取り付けには細かな注意点が多くあります。
取り付けは、慣れている整備士に依頼することをオススメします。
自動車検査員の判断
自動車検査員とは、車検を行うための資格を持ち、点検整備を終えた車両が道路運送車両の保安基準に達しているかの最終判断を行う重要な立場の人です。
車検を行う修理工場には、自動車検査員が最低一人以上は在籍しています。
自動車検査員が個人の判断で行なっていることも多く、保安基準の解釈の違いによりミラー型ドライブレコーダーは車検に通らないとしている場合もあります。
社内基準による判断
これに関しては稀なケースですが、整備工場が会社の基準として設けていることで、純正部品以外はNGと判断する場合もあるようです。
話に聞いた程度なので信憑性に欠けますが、判断が難しい内容はリスクを避けるためにNGとしているようです。
取り付けは出張整備士がおすすめ!
ドライブレコーダーの取り付けは、出張整備士に依頼して取付をするのが安く取り付けるコツです。
ただ、出張整備士は対応できる施工エリアが限定されているので、対応してくれる優良業者を探すのは一苦労。
しかも、相見積もりで価格を比較しようとすれば、複数の会社を探さなければいけません。
そんな時に利用すべきサービスがくらしのマーケットです。
郵便番号を入力するだけで、対応できる業者と取り付け料金をを一覧で探すことが出来ます。
ドライブレコーダーの取り付けは、整備士がどれだけ取り付けを行ったかが重要です。いわゆる、経験豊富な整備士に依頼することでしっかりと取り付けをすることが出来ます。
作業内容や料金に納得できなければ断ることが出来ます。
相見積もりが全手のサービスなので、断っても問題ありません。
ドライブレコーダーの取り付けが得意な整備士が多く在籍しているので安心です。
まとめ
ミラー型ドライブレコーダーは、車検を通すことは可能です。
ただし、修理工場や検査員によって判断が変わるので、行きつけのお店がある場合は事前に確認売ることをオススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました。当記事が参考になれば幸いです。
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